2020年3月21日土曜日

卒業

桜が咲きはじめた3月中旬…


小学校の卒業式がありました。

校門の前には3年生が植えた花が咲いています。

本来であれば1~5年生も登校して、
お別れ会などを行いますが
通学路に子供たちの姿ありません。
6年生だけが静かに登校しました。

2月に「学校一斉臨時休校」の要請が発表され、
当たり前にあった日常の学校生活が
突然なくなってしまいました。

卒業まで残り3週間というタイミング。
最後の給食や、最後の授業、etc...
お友達ともいろいろな思い出を作れるはずでした。

こういった状況になって、
当たり前の日常というものが
どんなに貴重なものであるか、
改めて思い知ることになりました。

臨時休校がニュースで発表になった夜、
rioは泣いて帰ってきました。
「もうみんなに会えない…」と。
そうだね、悲しいね、
明日が最後かもしれないね、
という話をしました。

まだ教育委員会の方針も決まらない中、
『2月28日は最後の登校になってしまうかもしれない』と思った6年生達。
なんと、2/28は校内のあちらこちらで
『告白』が始まったそうです。
(笑)
もう会えないかもしれない!と思った時、
小6でも想いを告白するものなのだと
驚きました。

そして、開催が危ぶまれた卒業式ですが
6年生の児童のみ参加、という形で行われることになりました。

久しぶりの学校、とても嬉しそうにしていました。

最初は「袴なんて絶対着ない!」と言っていたrioですが、お友達に誘われて、結局最後は袴に決めました。

袴といっても、ナンチャッテ袴なので、
わたしでも簡単に着せることができました。

着崩れもしにくくて、逆に良かったかも。

不器用なMamaが髪もセットしました…

卒業式も厳戒態勢で、クラスが重ならないように、とか写真は校庭で10分だけ、とか・・・
いろいろ制約がありましたが、父母も校庭に入ることを許され、一緒に写真を撮ることができました。

校庭に同じ看板を5か所並べて、写真スポットを作ってくださっていました。

同じ中学に進学するお友達、違う中学へ進学するお友達、皆それぞれです。


保育園からずっと一緒だったメンバー。

みんな大きくなりました。

そして、学童のみんな。

学童は途中で行かなくなってしまう子が多い中、
rioは楽しんで6年通ってくれて、
先生方にもとても良くしていただきました。
まさに、学童は第2の家。

そして、6年背負ったランドセル。

6年背負った割にキレイですね。
卒業式前日、じっと眺めて涙ぐんでいたrioです。

保育園の時は熱ばかり出していたrioですが、
なんと小学校6年間で病欠は0日。
なにげにすごーい!

4月から、いよいよ中学生です。